【速報】2024年の住宅リフォーム補助金制度「子育てエコホーム支援事業」についてわかりやすく解説します
今回の記事では弊社、(株)協同ホームサービスにてお受けできるリフォームでの制度利用についてのみ解説いたします。
「子育てエコホーム支援事業」とは?
リフォームをしたくても、費用面の負担が大きくて躊躇してしまう・・・という方は少なくありません。経年劣化や家族のライフスタイルの変化にともなうリフォームは必要不可欠なものですが、金額は決して安くはありません。
特に最近は物価高の影響でリフォームの全体的な金額も上がっているのが現状です。
そこでぜひ活用したいのが、補助金制度です。
2023年11月10日、補正予算案が閣議決定され、前年度に引き続き住宅リフォーム工事等に補助金が支給される「住宅省エネ2024キャンペーン」の各事業が盛り込まれました。
そのなかで2023年人気のため早期に終了してしまった「こどもエコすまい支援事業」を引き継ぐ形で「子育てエコホーム支援事業」の創設が発表され、お得にリフォームができる制度として注目されています。
今回の記事では、2023年11月16日現在発表されている制度の内容を、国土交通省のホームページなどに公表されている資料を基に、わかりやすくまとめています。
「子育てエコホーム支援事業」とはどのような制度なのか、ぜひ参考にしてください。
本記事は2023年11月16日時点の資料を参考に作成しています。今後、国土交通省のホームページ等において修正が公表される場合は当ブログにて最新情報をご紹介させていただきます。
「子育てエコホーム支援事業」ってどんな制度?
現在リフォームを検討しているのですが、補助金がもらえる支援制度があると聞きました。
どのような制度なのか、どうしたら補助金がもらえるのか教えてください!
もちろんです!2024年リフォームで活用できる補助金制度、
「子育てエコホーム支援事業」の概要について、できるだけわかりやすく解説いたします。よろしくお願いします。
まずは「子育てエコホーム支援事業」とはどのような事業なのか簡単にご説明しますと、子育て世帯・若者夫婦世帯の住宅の新築(持家)、または一定の条件を満たすリフォームに対して、補助金が支給されるという制度です。
今回はリフォームに関する内容のみご紹介させていただきますね。
補助金でお得にリフォームできるのは嬉しいですね!
でも、うちは子育て世帯でもないし、若者でもないので…対象にはならない気がします。
ご安心ください!「子育てエコホーム」という名称ではありますが、誰でも活用できる制度です!
住宅のリフォーム工事については年齢や世帯を問わず、対象の工事内容と条件を満たしていれば補助を受けることができます。
そうなんですね!リフォームを考えているので、工事内容が条件を満たしていればもしかしたら補助をうけられるかもしれません!
基本の補助金上限は20万円!ただし補助金額合計5万円未満は申請できないので注意
補助金がもらえるとのことですが、最高で何円まで補助金がもらえるのでしょうか?
リフォームの場合、補助金の上限金額は基本的に20万円です。子育て世帯・若者夫婦世帯など、一定の条件を満たせば補助金の上限額が引き上げられます。ここでいう子育て世帯とは18歳未満の子を有する世帯、若者夫婦世帯とは夫婦いずれかが39歳以下の世帯のことを指します。
世帯の属性 | 補助対象 | 1戸あたりの補助金上限額 |
---|---|---|
子育て世帯又は若者夫婦世帯 | 既存住宅を購入しリフォームを行う場合 | 60万円 |
子育て世帯又は若者夫婦世帯 | 長期優良住宅の認定(増築・改築)を受ける場合 ※自ら居住する住宅に限る | 45万円 |
子育て世帯又は若者夫婦世帯 | 上記以外のリフォームを行う場合 ※自ら居住する住宅に限る | 30万円 |
その他の世帯 ※法人・管理組合を含む | 長期優良住宅の認定(増築・改築)を受ける場合 | 30万円 |
その他の世帯 ※法人・管理組合を含む | 上記以外のリフォームを行う場合 | 20万円 |
ここで1つ注意があります。
1申請あたりの合計補助額が5万円未満の場合は申請できないという点です。
そうなんですね!補助金の計算額が5万円を超えないと、そもそも申請できないということですね…。
補助金の金額は、どうやって計算するのですか?
補助金の金額は、リフォーム工事内容に応じて設定されています。設定されている補助額の合計が補助金額となります。
この「子育てエコホーム支援事業」を利用するにあたって、重要なのが対象となるリフォーム工事の内容です。
制度を利用するにあたり、必須となる工事を行っているかが条件となります。
どんなリフォームでも補助金が出るわけではないということですね
おっしゃる通りです!
次に、この制度を活用するにあたり一番重要なポイントである、対象となる工事内容をご紹介します。
ここがポイント!制度の対象となるリフォーム工事内容
まず、対象となる工事は必須工事と任意工事に分けられます。
必須工事は、「子育てエコホーム支援事業」を利用するためには必ず行う必要のあるリフォーム工事です。住宅の省エネ改修が主な内容となっています。
必須工事の対象工事内容
- 開口部(窓・ドア)の断熱改修:ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換
- 外壁、屋根・天井または床の断熱改修
- エコ住宅設備の設置:太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器、節湯水栓、蓄電池
それぞれの内容の詳細については別の解説記事でご紹介いたします。
これらのどれかを実施すれば対象になるんですね。
任意工事とはなんですか?
任意工事は、必須工事と合わせて実施した場合のみ、対象となる工事です。
任意工事の内容は、住宅の子育て対応改修、防災性向上改修、バリアフリー改修、空気清浄機能・換気機能付きエアコン設置工事など、幅広いリフォームが対象になっています。
任意工事の対象工事内容
- 子育て対応改修:ビルトイン食器洗機・掃除しやすいレンジフード・ビルトイン自動調理対応コンロ・浴室乾燥機・宅配ボックスの設置、防犯性の向上に資する開口部の改修、生活騒音への配慮に資する開口部の改修、キッチンセットの交換を伴う対面化改修工事
- 防災性向上改修
- バリアフリー改修:手すりの設置、段差解消、廊下幅等の拡張、衝撃緩和畳の設置
- 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
- リフォーム瑕疵保険等への加入
任意工事では、いろいろな工事が対象になっていますね!
「子育てエコホーム支援事業」が始まったら、制度を活用してリフォームすることを検討してみます!
実は「子育てエコホーム支援事業」の対象となるのは11月2日以降の着工現場となっています。ですので、今すぐリフォームを検討していただいて大丈夫ですよ!
制度を運用する事務局がまだ開設されておらず、補助金申請の開始が2024年の3月頃予定ですので、実際に補助金を受け取れるまでにはかなりタイムラグがありますが・・・。
本記事は2023年11月16日時点の資料を参考に作成しています。今後、国土交通省のホームページ等において修正が公表される場合は当ブログにて最新情報をご紹介させていただきます。
信頼できるリフォーム業者にご相談ください
「子育てエコホーム支援事業」を利用したいときには、どうすればいいのでしょうか?
まずはリフォームを依頼する業者に、「子育てエコホーム支援事業」を利用する旨を伝えましょう。
この制度は事業者登録されている業者でリフォームすることが条件ですので、仮に登録されていない業者でリフォームしても対象とならないためです。
それは確認が必要ですね!
もう1点、補助金の申請・交付を受けるのは工事施工業者ですので、補助金の還元方法についても確認しましょう。
そうなんですか!?
リフォームした本人が申請して補助金を受け取るわけではないのですね。
補助金交付の大まかな流れとして、事業の事務局から工事施工業者に補助金が交付され、工事施工業者から補助金がお客様に還元されます。具体的にどのような流れで補助金還元がうけれるのか、あらかじめ確認したほうがよいでしょう。
面倒な申請手続きをしなくてもいいのは楽だけど、ちゃんと補助金が受け取れるのか、なんだか心配だなぁ…。
今回の「子育てエコホーム支援事業」補助金制度の利用にかかわらず、安心・信頼のできる施工業者に依頼されることが大切だと思います。
複数社に相見積もりする際には、見積もりの金額だけでなく、その会社がどのような会社なのか、見積もりに来たスタッフの対応など、総合的に判断して、安心して任せられる会社を選んでくださいね。
わかりました!
「子育てエコホーム支援事業」について今後もわかりやすく解説していきます
今回は2024年の住宅リフォームに活用できる補助金制度「子育てエコホーム支援事業」についてご紹介いたしました。
今回の説明では省略していますが、例外的なものや細かい条件については実際に制度を利用される際にリフォーム業者にご確認ください。
当ブログでは「子育てエコホーム支援事業」について今後もわかりやすくご紹介していきます。
対象となる工事内容の詳細についてはこちらの記事で解説しています。
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これからリフォームされる方の参考になれば嬉しいです。
当ブログではリフォームや住まいに関する様々なお得情報を発信しています。
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