【2023年最新】給湯省エネ事業の補助金についてわかりやすく解説します

2023年3月6日 2023年3月2日

協同ホームサービス

今年2023年は給湯器をお得に交換するチャンスの年かもしれません。それは国からの補助金制度である「こどもエコすまい支援事業」と「給湯省エネ事業」が開始されたためです。

そのうち「給湯省エネ事業」は給湯器の交換や設置などの給湯器の工事単独で利用できる制度です。対象製品であれば多くの補助金をもらうことができ、お得に給湯器を交換することができます。

そこで今回は「給湯省エネ事業」についてわかりやすく解説します。「こどもエコすまい支援事業」との違いや注意点なども解説しますので、制度を活用してお得に給湯器を交換したい！という方はぜひ参考にしてください。

「こどもエコすまい支援事業」についてはこちらの記事を参考にしてください。

高効率給湯器に使える「給湯省エネ事業」の補助金

「給湯省エネ事業」は、特に省エネ性能の高い高効率給湯器の設置に特化して重点的に支援するものです。

補助金額は高いですが、国が認めた性能を満たす製品に限られるのが特徴です。

補助金額は給湯器ごとに定額

導入する高効率給湯器に応じて定額が補助されます。

設置する給湯器	補助額
家庭用燃料電池（エネファーム）	15万円／台
電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機（ハイブリッド給湯機）	5万円／台
ヒートポンプ給湯機（エコキュート）	5万円／台

給湯省エネ事業の補助金額

なお、戸建住宅ではいずれか2台まで、共同住宅等ではいずれか1台までが上限となります。

補助金額が大きいので、活用できるとお得ですね！

対象となる機種は限定的

「給湯省エネ事業」の補助対象となる給湯器は、機器ごとにそれぞれ国が指定した性能要件を満たしたものに限られます。

どんな機種にでも使えるわけではありません！この点は注意が必要です。

例えば、パナソニック製の「エコキュート」で対応機種を検索してみた場合を見てみましょう。

このように「×」がついていて、「給湯省エネ事業」の対応機種に該当しないものが多いことがわかります。

高い省エネ性能のものは本体価格が高くなりがちです。補助金を使うことを基準に機種を選ぶと、逆に金額が上がってしまうかもしれませんので、十分な検討が必要かと思います。

制度の対象となる期間は2023年12月31日まで

対象となる契約日の期間は、2022年11月8日から遅くとも2023年12月31日までとなっています。

しかし予算が上限に達した場合は早期に終了することが予想されますので、早めに検討することをおすすめいたします。

「こどもエコすまい」との違いと注意点

「こどもエコすまい支援事業」でも、高効率給湯器についての補助金があります。

「給湯省エネ事業」との違いは以下の通りです。

「こどもエコすまい」の方が、対応機種が多い。
「こどもエコすまい」での補助金額は27,000円／戸
「こどもエコすまい」では給湯器交換のみでの申請はできない。

「こどもエコすまい支援事業」では、補助金が50,000円を超えないと申請の対象となりません。ですので、給湯器の他にも対象となるリフォーム工事が必要となります。

給湯器を交換する時期は、家の他の設備も古くなってきていることが多いです。

この機会にトイレやお風呂、窓などのリフォームを一緒に検討してみても良いかもしれません。

こどもエコすまい支援事業については、こちらの記事も参考にしてください。

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「給湯省エネ」は対象製品であればとてもお得な制度！

今回は「給湯省エネ」の補助金制度について、わかりやすくお伝えしました。今回の説明で省略した細かな条件等に関しましては、「給湯省エネ事業」公式サイトをご確認ください。

「給湯省エネ事業」は対象となる製品が限られているため、活用できない場合もありますが、条件が合えばとてもお得に給湯器を交換できる制度です。

また「給湯省エネ」では対象外となる製品でも、「こどもエコすまい」では対象となるかもしれません。

「こどもエコすまい」制度では、給湯器の交換のみでは補助対象とはなりません。しかし、給湯器の交換が必要な時期は、家の様々な個所が古くなりメンテナンスが必要となってくる時期でもあります。給湯器交換だけでなくトイレリフォームやお風呂のリフォームなど複数個所をリフォームすることで「こどもエコすまい」の補助金制度を活用できる場合もあります。