「住宅部品点検の日」に給湯器の点検を!「ガス・石油給湯器」の経年劣化のサイン4つをご紹介

前回の記事では、10月10日の「住宅部品点検の日」をご紹介しました。

その住宅部品の中でも、これから寒くなる今の時期だからこそ点検しておきたい場所があります。

それは、「給湯器」です。

本日は「ガス・石油給湯器」をメインに、見逃してはいけない経年劣化のサインをご紹介します。

寒い冬に急にお湯が使えなくなる…というトラブルは避けたいですね。

お湯が必要なのに…寒い時期だからこそ故障しやすい給湯器

これから気温が下がってくると、手洗いやお風呂、洗い物などでお湯を使う頻度がどんどん多くなります。

寒い冬に給湯器が故障してお湯が使えない…というトラブルはできれば避けたいものです。

ですが、寒くなればなるほど給湯器は故障しやすくなると言えます。

外気温が下がることで水の温度も下がります。するとその冷たい水を温かいお湯に変えるために、給湯器にかかる負荷が大きくなります。

夏よりも冬のほうが水の温度も低いので、冬のほうが負荷がかかるぶん給湯器のトラブルが増えることになります。

ガス・石油給湯器の寿命は10年!

日本ガス石油機器工業会によると、ガス・石油給湯器の点検・取替の目安は「10年」とのことです。

使用する頻度や環境、条件などによって多少前後するかとは思いますが、10年以上の長期で使用しているガス・石油給湯器に不具合がある場合は「寿命」ととらえ、買い替えを検討したほうが良いかと思います。

10年以上使用していると、不具合や故障が増えるだけでなく、重大な事故につながる可能性もあります。

日本ガス石油機器工業会によると、経年劣化を放置することによるリスクとして、

  • 機器や配管からの漏れによる火災
  • 設定温度と違うお湯が出たりすることによるやけど
  • 燃焼初期の異常(爆発)着火
  • 不完全燃焼によるCO中毒

などが挙げられるそうです。

給湯器の不具合を放置することは、急な故障でお湯が使えなくて困るというだけでなく、重大な事故のリスクも高くなるということも覚えておきましょう。

「ガス・石油給湯器」の経年劣化のサイン4つ

ガス・石油給湯器が寿命を迎えた、経年劣化のサインを4つご紹介します。

1つでも当てはまるものがあれば、メーカーや販売店などにご相談ください。

1.リモコンにエラーが表示される

給湯機のリモコンにときどきエラーの表示が出たり、正常にリモコン操作ができなくなった場合は要注意です。

2.異常な音がする

普段あまり感じたことの無い異音・異臭・発煙があった場合は、重大な事故に繋がる可能性がありますので、使用を中止してすぐにメーカーや販売店に連絡しましょう。

3.お湯にならない・お湯になりにくいことがある

冬場は水温が低いため、夏場に比べてお湯になるまで時間がかかります。

しかし、時々お湯にならないことがあったり、お湯になるまでにあまりにも時間がかかりすぎるときには、給湯器が故障している可能性もあります。

4.お湯の温度が安定しない

お湯の温度が安定せず、使用中にお湯が急にぬるくなったり熱くなったりすることがある場合にも注意が必要です。

続く給湯器不足問題、早め早めの対応を!

2022年10月現在ノーリツ・リンナイなどの主な給湯器メーカーでは、以前よりも回復傾向ではあるものの、納期の遅延が発生している状態です。

給湯器不足の問題は少しずつ解消されてはいるものの、すぐに給湯器が手に入らないかもしれないということを考えると、早めに点検・修理の依頼をしたり、買い替えを検討したほうが良いでしょう

先にもご紹介したように冬は給湯器の負荷が大きく故障しやすいため、同じような時期に依頼が集中することでメーカーなどもすぐに対応ができない可能性があります。

安心して冬を過ごすために、給湯器の問題には早めに対処しましょう。

奈良で給湯器の不具合・交換のご相談は当店に

本日は、給湯器の点検の必要性と経年劣化のサインについてご紹介しました。

特に今年は給湯器不足の懸念がありますので、新しく買い替えるなどのご検討は早めがおすすめです。

奈良にお住いの方で、ご自宅の給湯器に不具合があったり、10年以上使用しているので新しいものに交換したいなど、ご相談はぜひ当店によろしくお願いいたします。

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